自閉症の特徴と療育
自閉症とは三つの特徴が発達段階で現れることにより診断される病気です。
この三つの特徴とは、社会性と対人関係の障害、言葉の発達の遅れ、行動や興味の偏りです。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
まず、社会性と対人関係の障害という点においては、人と目線を合わすことが出いない、周囲に関心がない、その場の空気が読めないなどです。
次に言葉の発達遅れに関しては、言葉を話す時期が遅い、人の話をオウム返しをする、呼びかけても反応がない、一方的に話すなどです。
最後に、行動や興味の偏りについてですが、予定外の行動に対して対応ができない、一つのものに執着する、落ち着きなくうろうろとするなどです。
これらの症状は、だいたい3歳ぐらいまでの間に症状としてあらわれてくることが多いでしょう。
わが子の行動に「おかしいな?」と思うところがあった場合には各自治体の保健センターや子育て支援センターなどに相談してみるのが良いでしょう。
早期療育することで本人自信も社会生活が過ごしやすくなります。